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脳梗塞の前触れ症状について

脳卒中(のうそっちゅう)というのは、正式には「脳血管障害」のことで、脳の血管が破れたり、詰まったりする病気の総称です。

脳卒中は、大きく、「脳出血」、「脳梗塞(のうこうそく)」「くも膜下出血(くもまくかしゅっけつ)」の3つにわかれます。

●脳梗塞
脳への血流が少なくなり、そこで利用される酸素と栄養が足りなくなると、脳の細胞は死んでしまいます。

脳梗塞というのは、このような現象が脳の一部で起こる病気です。

脳梗塞は、「脳血栓症」と「脳塞栓症」のふたつに大きくわかれます。

脳卒中のひとつ、脳梗塞には、前触れとなる症状があります。

「一過性脳虚血発作(いっかせいのうきょけつほっさ)(TIA)」というものです。

一時的に手足がまひする、言葉がうまくしゃべれなくなる、といった症状です。

このような症状は、すぐに消えてしまう、一時的な発作です。

心臓や頚動脈(けいどうみゃく)から小さな血栓がはがれて流れてきて、脳の血管につまり、そこから先に一時的に血液が流れなくなるためにおきます。

しかしこの小さな血栓はまもなく溶けてしまうため、また血液が流れ出し、症状が消えるのです。

実際には、数分から10分程度で症状が消えてしまうことから、気にしなかったり、何かほかのせいにしてしまいがちですが、このような症状をそのまま放置すると、やがて本格的な脳梗塞の発作を起こす確率が高くなります。

医学的には、24時間以内に症状が消滅する場合を、一過性脳虚血発作と呼び、脳梗塞の警告的な発作と考えます。